レディースショルダーバックの制作

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ティファニーカラー(ライトブルー)の半裁革がYahooオークションで格安に入手できたので、女性用ショルダーバックを作ることにした。

サイズ感がイマイチなので、およその感覚で型紙作成。A3サイズになったのでコンビニ通いとなった。白黒だとA3でも10円/枚なので何度も修正しても助かる。

型紙の作成

今回は、実はここが一番時間かかったところ。A3サイズになってしまったので、CADもA3に切り替えて作成した。

底の部分は丸く膨らみを持たせたかったので、一枚革で縫い合わせ無しにするつもりだったが、A32枚の型紙をつないだ。大き過ぎて、さすがにこれは無いなとおも裏側部分の見えない部分で縫い合わせる様変更した。

かぶせ部分の作成

かぶせ部分は本体部分と同色系で濃いめの青にしたかったので、手持ちの革の中から選ぶことにした。手持の青系の革でいいかな〜と思ったが、型紙と合わせると小さすぎるのが多く、A4サイズでは足りないの大きさになってしまっていた。やばい!

新しくA3の青を購入するのも、勿体無いのであまり使い道がなかったフローラルエンボス革を使うことにした。この革はコシがなく1.5mmのペタペタ感の革なので、裏張りが必要。裏張り用の革も大きめサイズがなく、ヌメ革0.8mmを青で染色して、かぶせの手前側だけに裏張りした。

内側ポケットの作成

内側にはカードポケットとスマホが収納できる厚みのあるポケットを作ることにした。ポケットによる縫い目が外から見えないように、インナーを使って、ポケットを縫い付けてから本体に裏張りすることにした。本体の全面に裏張りはA3サイズ2枚必要となるため、インナーも分割して裏張りした。

底部分の作成

底部分は自立タイプにしたいので、あまり硬くない底板を長方形に貼ることにします。底板の周辺3mm内側を縫い付けて、側面と底面の境に隙間を開けて曲げやすいようにする。

パーツを縫い合わせ

ここまでで、各パーツの制作はほぼ完了したので、カシメ穴を開けてから、パーツを縫い合わせる。

ここで、問題発生。 本体は裏側で縫い合わせてひっくり返す予定だったが、本体1.5mmに裏張り0.8mmしたため、かなり肉厚となり裏返すと繋ぎ目が醜くなってしまった。急遽予定変更で側面の寸法を縮めて表からの重ね縫いに変更。しかし焦ってしまった。重ねる部分の漉きが表裏反対にしてしまった。銀面を漉いてしまったので、修正できなかった。 しょうがない。。。

金具取り付け

最終段階となった。ほぼ完成形が見えてきたところで、かぶせがやっぱりペラペラ過ぎた。部分ではなく全面裏張りにすれば良かった。でもこの大きさでA3サイズのヌメ革を裏張りに使うのは勿体無い。次回作るときは、かぶせの硬さ厚さを考えることにして、今回はあきらめた。

また、出来上がりがシンプルになり過ぎて、インパクトに欠ける。肩ひも金具とかぶせの金具を派手にすることにした。 肩掛けDカンはアンティックゴールドDカンからゴールドのΩ形、かぶせ金具はホックからドイツホックに変更。楽天ポチり。

底面のカエシとショルダーひもDカン部分を取り付けて、金具の到着待ち

まとめ

Dカンとショルダーストラップも到着し、制作完了となりました。

今回の反省点は、①かぶせの部分を2mmのハリのある革にするか裏張りする。②デザインがシンプルすぎた。③底面の処理が思いの外ピッタリだった。④厚みがある革は裏返し縫いが困難なので、重ね縫いが必要になる。⑤ティファニーカラー(ライトブルー)は発色が良く綺麗。 ⑥バックは革のサイズばかりでなく、裏張り材やゴムのりも極端に消費する。でした。

次回は、小物に戻ってみたいと思います。

うーん やっぱりかぶせを変更する

完成!! したんだけど。。。 やっぱり少し地味かな〜

そこで、かぶせ部分だけ糸をほぐして接着部をビリビリする。本体と同じ革を使って、角張ったデザインに変更。裏張りの素材がA3サイズ無いので、裏張り用のスライサー0.4mmを2重張り。これで少しは良くなったかな。飾りもつけたかったなぁ でもいいか ^ ^

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