キャッシュレス時代に合ったコンパクトな財布
お札が入る、カードも入る、コインも入る、でも小さくて薄い。そんな財布が欲し~い
全体の大きさ
お札が数枚入るために必要な、最低限の大きさが必要です。二つ折りにしたかったので1万円札の長手方向の寸法にプラスアルファしました。もちろん菱目ピッチの倍数とヘリから菱目までの3mmも。
全体の大きさは 横:102mm 縦:85mm 厚さ(空腹時):20mm
カードケース
カード入れは限度まで薄くしたいので、スリットタイプで3枚収納にし、裏に布を張った。布の扱いは慣れてないし、自宅のハサミでは布が逃げてしまいました。裁ちばさみを新調した。
コインケース
ここが、一番悩んだ部分です。当初はコインケースに、ふたは付けずに切れ目そのままでもコインが出ない高さに調整した。
コインは出ない高さにできたが、二つ折り財布を開く時にコインケース側を持って開けてしまうと、全てのコインが真っ逆さまに落ちてしまう。
次に、コインケースの口にファスナーをつけたが、3号でも厚みが出てしまう。幅のせまいミニチュアドール用のプラスチックファスナーを付けたが、勢いよく7~8回スライドしたらエレメント一部づれて、スムーズに開閉できなくなった、失敗。
数週間後、ふとしたことでバネ口金という存在を思い出し、幅の狭い10mm巾を購入し、実装試験の最中です。また、コインが底にへばりつくのが嫌なので上半分使用とし、下半分はキーなどの小物を差しこむスペースとして空けた。
終わりに
コインの真っ逆さま防止で作っていた、二つ折りの開く側を示す装飾カードケースをアウターに取付け、カードケースが計4枚となる。何とか試験品が完成した。
アウターの色は、赤を染色し乾いてから茶色に黒を1滴たらしてスプレーした。インナーは茶のみとして、アウターより少し明るくしてみた。