サコッシュ(試作)作成と反省

レザー (革)

夏になると、大きめのショルダーバックが煩わしくなってきました。

ちょっとした買い物や近所へのお出かけには、財布とスマホくらいで軽快にお出かけしたい時があります。特に夏場はそうなりますよね。

そこで、お財布とスマホが入る「おじさん」でも恥ずかしくないちょっと高級感のある黒革サコッシュを作成することにしました。

レザーで中表縫いからひっくり返すの初体験なのと、サイズが大きくなり失敗のリスクの回避のため、練習用の革(折り目がついて菱目が見えにくい)を使って、サクッと試作してみることにした。

第一関門 地獄の斜め漉き

 

早速JW-CADで本体の型紙作成し革をカットしました。

続いて、地獄の斜め漉き。今回は漉く面積が大きいので三日三晩かかりました。途中で草刈りに2日ほど費やしたので実質5日間かかっています。

手が痛く、爪近くの皮の方が早く漉けてテーピングしながらの作業でした。(涙)

 

コバ面をさらに薄くして、1回目の折返し

かなり薄くまで漉いて5mm巾で折返し、そこにファスナー(YKK4号)をゴムのりで接着してから縫い合わせた。(手持ちの茶0.5mm糸)ここは表に見えない糸。

5号ファスナーでも良かったかも??(手持ち無し)

2回折りを考えて、金槌でかなり薄くまで叩き込んでとにかく薄くしようとした。

 

 

ファスナー取付て2回目折り

2回目折り返しし、ここは頑丈にしたかったので太目の糸(0.8mm)を使用。この糸はひっくり返してから見える部分となるので慎重に菱目打ち(4mm)した。

最近は、型紙に菱目位置を印刷Iして、あとで菱キリを使用していたため、久しぶりの菱目打ち作業となった。

中表縫いとなるので、ケガキ線をハッキリ描いても隠れるため、これは便利だ。(線の引き放題)

そして、縫い合わせは長い直線となるので、ミシンがあればなぁ。。。っと、気が付くとAmazonで業務用ミシン検索している自分がそこにいる。

ファスナー部の最終仕上げ

ファスナー部の2回折り完成したら、縫い合わせする。

ファスナーの引手もここで取付けて最終仕上げ。

ショルダーベルトの取付部

ショルダーベルトは今回購入「することとし、100均に行ったが無かったので、近所の手芸店で買ってきた。

それに合わせて、取付部を作成する。最初内側に取付部を作ろうと思ったが、物の出し入れで引っ掛かりができ、邪魔になると困るので、外側への取付とした。

1枚革で作れて簡単、Dカンを挟んで縫い合わせる。側面縫いに重ねて縫い込みできるようにした。

 

側面と底面を縫い込んで、ひっくり返し

肝心なところで、画像取るのわせれた。

失敗の起因がここにあった、側面と底面縫い合わせるのに、簡単に両面テープで表面同士を貼り付けてから菱目打ちでトントン快調に穴あけして、久しぶりの菱目打ちの余韻に浸っていた。

縫い合わせも直線なので、底の部分のアヒルの口を丁寧につぶしながら縫い合わせることができた。本番では裏地に布か薄い羊皮など貼るかなー なんで考えながら単純作業をこなしていた。

最後に、ひっくり返したら、あー 両面テープが表面にはみ出ている、、、幅ありすぎだった。細くしておくか、いつものゴムのりにしておけばよかった。手抜きしてた。

 

最終仕上げ

ここでミスが重なった。表面にはみ出た両面テープを必死にはがそうと、手や刃物や薬品など使って必死にはがしていたが、やりすぎて、方面の着色部分を荒らしてしまった。変色している。

試作品と自分で慰めながら、ショルダーベルトを取りつ行けた。早速弟の家へ向かったのでした。

        

タイトルとURLをコピーしました